こんにちは。
管理人の佐野です。
最近、SNSでも歯列矯正での顔貌の変化(特に横顔)がバズって話題になっていたり、新型コロナの影響でマスク生活が当たり前になったこともあり、歯列矯正を始めるかたも増えているみたいですね。
そういう私も、人生二度目の矯正中です。
歯列矯正をするにあたって、まず気になるのは費用や期間ですよね。
結婚式に向けて始めるかたや、就職までに終わらせたいかたにとっては特に期間が重要となってきます。
費用が高いイメージ、痛いイメージ、何年も目立つ装置を付けていないといけないというイメージなどなど… なんとなく歯並びや口の閉じにくさが気になっていても、ネガティブなイメージが多く、なかなか治療に踏み出せていないかたも多いのでは無いでしょうか?
この記事では、歯列矯正にかかる費用や期間、装置の種類などについて、私の経験談を元にお答えしていきます。
治療期間はどのくらい?
私の場合は歯を動かす期間は2年くらいで、保定(矯正装置を外した後、リテーナーで歯が後戻りしてしまうのを防ぐ)期間が1年と言われました。
矯正期間に関しては、個人の歯並びや歯の動く速度などによってかなり違いがあります。
当初の予定より早く終わるかたもいれば、治療が長引いてしまうかたもいます。
私の周りの矯正をしているかたやネットで調べてみると、歯を動かす期間は平均2~3年くらいのかたが多いですが、ネットで調べていると、長いと6年というかたもいました。
矯正医の選び方は?
矯正歯科って意外とたくさんあって、どこが良いのか分からないですよね。
私は、早く矯正を始めたくて焦っていたのもあって、「抜歯すればどこでやっても綺麗になるでしょ!」と安易に考えていたため、家から近い矯正歯科をネット予約。
当日伺って話を聞いて優しそうだったので、矯正歯科のカウンセリング一件目で契約してしまいました。笑
それで正直後悔している部分もあるので、今の私なら臨床指導医(旧・専門医)と認定医の資格を持っている先生を選びます。
日本矯正歯科学会 認定医
矯正歯科医としての基本的な資格です。
- 歯科医師免許取得後5年以上学会会員であること
- 学会指導医のもとで5年以上矯正歯科研修を修了したもの
- 学会誌等に臨床に関する論文を発表したもの
- 学会の定める試験に合格したもの
日本矯正歯科学会 臨床指導医
認定医を取得していることを条件として、さらに高度な専門技術と知識が必要とされる資格です。
- 認定医であること
- 10年以上継続して学会会員である
- 学会誌等に臨床に関する報告を発表したもの
- 課題症例を提出し、学会の定めた基準を満たしたもの
※5年ごとに更新手続きを行い審査に合格しなければ資格を喪失する。
つまり、この資格の両方を持っている先生は、かなり経験と知識が豊富です。
矯正を開始してから、「ん?」と思うことが何度かあって、調べていくうちに疑問がたくさん出てきて、転医の相談も兼ねて大阪・東京の臨床指導医(旧・専門医)と認定医の資格を持っている先生がいる矯正歯科を10件ほど回りました。
(この行動力、矯正を始める前に欲しかった・・・笑)
実際に話してみて、私の悩みや疑問にかなり詳細に答えて下さりました。
各都道府県の臨床指導医と認定医については、下記のページから探すことが出来ます。
公益社団法人 日本矯正歯科学会 認定医・指導医・臨床指導医を探す
また、技術ももちろん大切ですが、先生との相性や通いやすさはかなり重要だと思います。
人によって治療期間は異なりますが、数年は大体月に一回、装置の調整で通わなければいけないため、先生が怖い・合わない、会社や家から医院が遠いと通うのが億劫になってしまいます。
長い付き合いになるため、慎重に選びましょう。
大人の矯正の費用はどのくらい?
矯正は第一期治療(3歳~12歳くらい)と第二期治療(12歳~)があり、大人の矯正は第二期治療となり、子どもの矯正より費用が高くなります。
装置の種類によって値段の違いはありますが、60万円~150万円くらいのところが多いです。
私が通っている矯正歯科では、裏側矯正は130万円でした。
支払い方法は?ローンも組める?
矯正の費用の支払い方は以下の2種類の方法を採用している矯正歯科が多いです。
- トータルフィー制度
- 矯正装置代+毎月の調整時に都度払い
トータルフィー制度とは、最初に料金が提示されてその金額にすべての治療費が含まれているため、追加でお金を徴収されることがない制度です。
予定より治療が長引いても、治療費が高くなったりすることがありません。
私の通っている医院ではトータルフィー制で、毎月決まった金額を24か月のローンで支払っています。
矯正装置代と、毎月の調整日に調整料(5,000円~10000円くらい)や処置料を都度で支払う医院もあります。
トータルフィー制でも、分割支払いが可能なのかなど、カウンセリングの際にきちんと確認することをおすすめします。
矯正装置の種類は?
私は矯正装置が見えるのが嫌だったので、上下裏側(フルリンガル)で矯正を行っています。
歯列矯正にはいくつかの種類があって、大きく分けるとワイヤー矯正(表側)・裏側矯正(フルリンガル)・マウスピース矯正(インビザライン)があります。
そのほかにも、ハーフリンガル(上顎の装置は舌側、下顎が表側)やコンビネーション矯正などがあります。
それぞれの治療法にはメリット・デメリットもありますし、金額も違いますので、矯正医と相談してご自身に合った方法を選びましょう。
まとめ
この記事では、歯列矯正にかかる費用や期間、装置の種類・矯正医の選び方について書きました。
内容をまとめると以下になります。
- 歯列矯正で歯を動かす期間は平均2~3年
- 大人の矯正での費用は平均60~150万円
- 矯正装置は大きく分けてワイヤー矯正・裏側矯正・マウスピース矯正がある
歯列矯正にかかる期間は、その人の歯並びによって差はありますが、平均2~3年で装置が外れるかたが多いようです。
矯正の費用は装置の種類や矯正歯科によってばらつきがあります。
矯正歯科によっては裏側矯正をやっていないところなどもありますので、希望がある場合は予約の前に確認しておいた方が良いかもしれません。