こんにちは。
管理人の佐野です。
2019年4月から歯列矯正を始めて、もうすぐ2年が経ちます。
矯正早く終われ~って思っていたけど、2年は長いようであっという間でした。
歯列矯正を始める理由は人によってさまざまですが、例えば「歯がガチャガチャで気になる」「口元が出ていて口が閉じにくい」「横顔を綺麗にしたい」「ガミースマイルを治したい」などがあります。
この記事では、矯正を始めるきっかけや歯列矯正を体験して思ったことなどについて書いていきます。
私の横顔が歯列矯正でどのくらい変わったのかについても検証したいと思いますので、矯正を考えているかたの参考になれば嬉しいです。
出っ歯だった学生時代
小学校高学年~中学2年生くらいまで実は自分で付け外しができる装置で歯列矯正をしていました。
まだあまり自分が出っ歯であることに悩んでいなかったし歯が動くと痛いので、適当に付けたり外したりしていました。
さらに非抜歯だったので出っ歯は治らずでした。
高校時代はハムスターっぽいとか、ポケモンのラ〇タぽいとか言われたことはあったけど、「私って小動物っぽいんだ」と良い意味に捉えていました。
小動物=かわいい=私ってかわいい♪的な(笑)
そのため、出っ歯のことをむしろチャームポイントだと思っていました。
今思えば、
出っ歯=齧歯類=(かなりマイルドに言って)ハムスター
ってことだったんですよね。
みんなの優しさによって自分の醜さに気付かず、お気楽に学生生活を送ることが出来ました。笑
なぜ歯列矯正を始めようと思ったのか
さっき書いたように、当時の私は出っ歯であることをそこまでコンプレックスに思っていなかったんです。
じゃあなぜ、私は矯正を始めたのかというと、動画で見た自分の横顔にショックを受けたからです。
友達と旅行に行ったときに、体験型アクティビティを楽しんでいる私を友達が撮影してくれていたんです。
その動画を後で見返したときに、「えっ、なにこの横顔・・・」と衝撃を受けました。
口を開けて笑う姿はあまりにも歯が出てて、自分のことながらぶつけたら折れちゃいそうと心配になったくらいだし、閉じにくそうな口を閉じると口全体がもっこりと前に出ていました。
普段は自分の横顔を意識して見ることってほとんどないし、喋ったり笑ったりする自分はみんなからこんな風に見えていたんだと思うと、すぐにでも治さなきゃと思い歯列矯正を調べました。
歯列矯正で顔は変わる?

答えから先に言うと、(個人差はありますが)変わる方が多いと思います。
歯並びが綺麗になることで審美的に整うのはもちろんですが、それだけでなく、綺麗な歯で笑顔に自信がついて表情が明るくなったり笑顔が増えたりすることで、印象が変わる方も多いのではないでしょうか。
でも、かならずしも満足のいく変化であるとは言い切れません。
圧倒的に良くなったという方が多いと思いますが、その反面、やらなきゃよかったと思っている人がいるのも事実です。
調べていると、抜歯ありの歯列矯正で頬がこけてしまったという口コミや、ほうれい線が出来た、顔が長くなった、口元が引っ込みすぎた、人中が長くなったという口コミもありました。
ほうれい線や頬がこけたというのは、絶対に歯列矯正のせいとは言い切れないと思いますが、矯正にも限界はありますので期待していた結果が得られない可能性はあります。
下の方にビフォーアフター写真を載せていますが、私も変わりました。
歯列矯正前の歯並び
上に書いたように、私は前歯2本がちょこっとだけ出ているようなかわいげのある出っ歯ではなく、上顎の歯列全体が前に出ている感じのかなりの出っ歯でした。
これが友達が撮影してくれていた動画の切り抜きです。
自分が出っ歯だとは思っていましたが、結構ショックでした。笑
歯の並び自体はそんなにガタガタ(叢生)がひどいわけではなく、上下の歯列が前に突出している状態でした。
抜歯した歯と抜歯矯正を選択した理由

私は矯正するにあたって、左右上顎4番と左右下顎5番の計4本を抜歯しています。
抜歯での矯正を選択した理由は以下の2つです。
- 一度目の矯正を非抜歯で行って、改善がみられなかった
- 上顎の大きさに対して歯が大きく、前に飛び出ていたため歯を後ろに下げるには抜歯してスペースを確保する必要があった
4本抜歯の場合は1本ずつ4日に分けて抜歯するパターンか、2本ずつ2日に分けて抜歯するパターンが多いようですが、歯を抜くために2回行くのが面倒くさかったので、私は同じ日に4本一気に抜歯してもらいました(笑)
たしかに、健康な歯を抜いてしまうことに抵抗が全くないと言ったら嘘になりますが、私ほどの出っ歯だと歯を抜かずに口元を下げるのは無理だと思いました。
ただ、歯は抜いてしまうと取り返しがつかないものです。
各矯正歯科医の治療方針によって抜歯する歯の本数や何番を抜歯するのかは様々ですので、色々な矯正歯科でカウンセリングを受けてみると良いと思います。
矯正の痛みとアンカースクリュー
歯列矯正の痛みについては、私も心配していました。
私は上下舌側矯正だったので、「舌が装置に当たって痛い」「舌が当たるので話しにくい」という話を聞いて不安だったのですが、そのどちらも平気でした。
装置が舌に当たっての痛みは特になかったのですが、歯を動かすときの痛みはもちろんありました。
装置を付けて最初の1週間くらいと、毎月の調整後2~3日は居たかったです。
ですが、全然薬を飲んだりしなくても耐えられる痛みですし、歯が動いてるんだな~と嬉しかったです(笑)
むしろ、調整後に痛くなかったときは、歯が動いてないのか少し心配になりました(笑)
矯正装置が付いて最初の数か月は歯のガタガタを治す治療でした。
早くガタガタ治して口元を引っ込めたい、顎がほしいと思っていました。
いつから下げるのかな~とワクワクでした。
歯と歯の重なりがだんだんなくなってきて、11月頃からやっとアンカースクリューを打って後ろに下げ始めました。
アンカースクリューは小さいネジみたいなもので、これを上顎に打ち込んで牽引することで、通常のワイヤー矯正より歯を後ろに下げることが可能になるらしいです。
ネジを口の中に打ち込むって・・・想像したらめっちゃ怖いですよね。
時が来て、ドキドキしながら診察台に座っていると先生が来て、痛くないよ~と言ってくれたので、疑いつつも少し安心。
麻酔を打ってもらって、小さいドリルみたいなものが口の中に入ってシュイーーンと2回音がして、2本のスクリューが打ち込み終わりました。
「え?もう終わったの?」ってくらい一瞬でした。
先生によると、たまーーにうまく刺さらず抜けてしまったり、骨の中で折れちゃう人もいるそうです。
私は今のところ抜けずにしっかり刺さってくれています。
横顔のビフォーアフター
まだ矯正途中ではありますが、もう抜歯痕も埋まっており特に大きな変化はないと思うので、ビフォーアフターを比較してみようと思います。
歯列矯正約2年経過後の変化はこちらです。
右側から撮影した横顔

横から撮影した笑顔

いかがですか?
おさるさんみたいなもっこり口がだいぶスッキリしました。
歯列矯正前の口元がすごく出ている分、変化も大きいように感じます。
矯正前はEラインなんて本当に皆無でしたが、今はEラインにちょうど唇が当たるくらいになりました。
もうちょっと顎が前に出てほしいなあとか、もうちょっと口元引っ込めたいなあとか、改善したいところはあるしまだ満足とは言えないけど、私の骨格では矯正単独だとこれが限界かなあと思ったり。
美容整形での両顎手術も検討しつつ改善策を考えています。
審美的な悩みとセカンドオピニオンを受けた話や今後考えている整形について、こちらの記事につらつらと書いていますので、矯正後の審美面に悩んでいるかたはチェックしてみて下さい。
歯列矯正を体験してみての感想
矯正についてお伝えする時、横顔や唇の形の変化などついつい見た目の変化のことばかり書いてしまいますが、私の場合元々前歯で物が噛み切れなかったのが噛み切れるようになったり、歯磨きがしやすくなったり機能面でのプラスもありました。
もうすぐブラケットが外れるので嬉しい反面、後戻りが不安です。
リテーナー生活頑張りたいと思います◎